成長期に胸が大きくならなかった女性に、
考えられる原因の一つとして、ラクトゲン受容体があります。
ラクトゲン受容体とは、
授乳を促すホルモンが反応を起こすように促す器官の事で、
成長期になると乳腺に作られるものです。
授乳を促すホルモンですので、
胸の成長にも大きく関わってくるのがラクトゲン受容体という訳です。
通常、成長期の始まり頃の、
12~13歳ぐらいにラクトゲン受容体が作られます。
ちょうど、そのくらいの年齢から、
成長ホルモンの分泌も盛んになり始めるため、
バストが成長し始めます。
これが通常の流れになるのですが、胸が小さい女性は、
このラクトゲン受容体が出来ていないのが原因である可能性もあります。
また、ラクトゲン受容体は、
成長ホルモンの分泌があってこそ作用するものなので、
あるだけではバストアップにとって、あまり意味がないのです。
このラクトゲン受容体は、
全ての女性にあるものではありません。
20代になってから出来る女性も多く、
30代で出来る事もあり得ますが、稀に一生出来ない女性もいるそうです。
20代で急に胸が大きくなりだしたと言う女性は、
成人してからラクトゲン受容体が出来始め、なおかつ、
その頃に成長ホルモンが正常に分泌されていたからと言う事も考えられます。
20代になってからラクトゲン受容体が出来る人も多いのですが、
成長期と違い成長ホルモンの分泌が、その頃には低下しているので、
いくらラクトゲン受容体が出来ていても、成長ホルモンの分泌を促さないと
ラクトゲン受容体は反応しません。
成長ホルモンの分泌を促すには、
まずは筋力トレーニングです。
筋力トレーニングする事により、筋肉補修のため、
成長ホルモンが分泌されます。
次に睡眠です。
成長ホルモンは睡眠中にも分泌され、
時間帯により多い少ないがあります。
出来れば、23時までには眠りについている様にして下さい。
ラクトゲン受容体があるかないかは、
調べる方法がないようです。
ただ、上記の方法や、サプリなどで、
成長ホルモンの分泌を活発化させる事が出来れば、
ラクトゲン受容体のある女性なら、お互い作用して、
バストに変化が表れ始める可能性は高いです。
2~3ヶ月位続けても変化がない場合は、
ラクトゲン受容体が無い、もしくは、
まだ出来ていない可能性があります。
ただ、バストの問題は、
ホルモン関係のみが原因とは言い切れません。
大胸筋や、胸郭、姿勢、生活習慣、食生活、睡眠、
ストレスなど、ホルモンが関係するものも含めて、様々な要因がありますので、
一概にラクトゲン受容体が無いからとは限らないのです。
知る方法はないですが、方法としては、
正しいバストアップ法を、結果をあせらずに、継続して続けるしかありません。
成長ホルモンの分泌を促すのも、
一つの重要な事ですが、総合的なバランスを考えて、
効果的なバストアップを目指しましょう。